リノベ実践2

人・建築設計所は、2023年4月に新事務所をリノベーションでオープンしました。

今日は前回の物件探しから、いよいよリノベの準備に入る回です。
ちょうど今、大きな物件が動いており、更新が遅れてました!汗

さて、この空間が面白いということと、リノベ自由にOKということで決めたこの物件。
大家さんとなる建築写真家で有名な上田明さんとは、北海道釧路市のPLEAインフォメーションセンターの完成写真の撮影で出会い、浜松出身ということで、釧路から戻ってからは頻繁にお会いするようになり27年ものお付き合い。
なんとご子息の新築住宅の設計もさせていただきました。

さて、まずは物件のチェックです。これを「インスペクション」と言って、まずは目視でチェックします。これができる人を「インスペクター」と呼んでいます。

私も、もちろん専門家である一級建築士ですので、インスペクションを行えます。
余談ですが、大手インスペクションの企業様から、東海地区をまとめるインスペクターとしてお願いできないかとの話があったのですが、契約書に書かれている事項があまりにも身勝手だったので、お断りしたこともありました。

さてさて、この物件での一番の問題は、衛生設備関連でした。直す方法はあるのですが、本来こうした修繕は大家さんの負担となります。
とはいえ、全体にリノベをかけていくので、店子側での内装工事で直せるのではないかと考えました。

まずは大きさをチェックして、図面作成です。
今回は自分で内装を行うとしたので、材料費、家具費の算出と、専門業者へ依頼する部分の材工の費用を大まかに計算する必要があるので、図面はとても大切です。

(つづく)

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