小さな暮らしを小さな家でという実例です。
こちらは11坪の別荘ですが、平日は都市部で仕事をして、週末に行くという別荘でした。
それが徐々に手を加えて、外物置などを増築していき、十分ここだけの暮らしができるように、リタイアしてからの暮らしへと徐々に切り替えていくことができました。
ちなみにメインとなる建物はハーフビルドで建築して、付属する建物はセルフビルドしました。
人・建築設計所では、こうした小さな家を多く計画してきました。
たとえば、「22坪の母と娘の家」などでは高齢になった母との暮らしのために小さい土地ながら新築して、快適な暮らしを提供することができました。
また、先日発表した「TinyHouse15 concept」では、15坪で4人の暮らしを提供するとして計画しました。
これには相当なアクロバティックなことが必要かと思われるかもしれませんが、やはりそれはその通りでして、4人暮らしでは4坪追加した19坪のタイプをお勧めします。
さて、ではどれくらいの建物で住宅は満足できるでしょうか。
わかりやすく平屋で考えてみましょう。
LDKのダイニングを希望すると、この例のような3人暮らしで24坪程度の面積が必要となりましょう。
もっと小さく作ることも可能ですが、やはり収納の安心感や使い勝手でいくと、このあたりが秀逸のプランかと思います。
それでもゆとりが欲しいとなると、このような31坪となります。
ただ広さと機能が本当に必要なのか、考えると、小さな暮らしとは言えませんね。
まして予算がぐっとアップすることは確かです。
どう暮らすのが自分の理想なのか、、、。
まずはじっくりと考えてみてはいかがでしょうか。
その上で「プランニングが上手な設計事務所」にお任せください。
こんな設計は、メーカーではできません。