モノクロ暗室部

ブログ金曜日は、趣味の話にしようと思います。

代表の髙橋は、写真を長らくやっていまして、高校、大学と写真部でした。これは子供の頃からの父親の影響かと思いますが、実家には暗室があります。

写真はずっと続けていて、2005年に設計事務所を開設しながらも、実は写真の仕事も受けていました。友人の小学校の娘さんが運動会で走ってる姿も学校カメラマンとして撮っていたり(笑)。2011年ぐらいからは個展やグループ展に参加して、翌年から浜松市内にモノクロ暗室部を企画し、暗室を作りました。この写真は、その暗室です。

暗室では、フィルムももちろん自家現像します。モノクロフィルムは温度管理がしやすい上、プリントも比較的簡単なので、誰でも慣れたら、自分でこなせます。

それを今度は印画紙に焼きます。光による化学反応でできる画像は、ものすごく精細で、しかもモノクロという特性上、色に引っ張られない分、作品テーマがわかりやすいのが特徴。

ところが昨今、フィルムなどの価格が高くなって来ており、なかなか大変な状況です。若い人がフィルムを可愛いと言って始めたりしていますが、モノクロと暗室作業のディープなところまで来ないようです。

そんな絶滅危惧種のモノクロ暗室部ですが、毎年3回もグループ展を開催しています。2月にカフェ・アポロンさん、7月にカフェ・ブラウンさん、11月にクリエート浜松を借り切って開催しています。

また、年1回くらいにはなりましたが、お散歩撮影会に出かけています。昨年は、大井川鐵道からアプト式に乗りにいきました。今年は、滋賀の近江八幡と長浜を予定しています。

暗室作業、はじめてみたい方は、ご連絡ください。私どもの新事務所にも暗室がありますので、ご見学もどうぞ。

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