追悼

先日、建築家の野沢正光さんが亡くなってしまった。
私が社会人になり、鹿児島のモデルハウス、釧路のコンベンションセンターの設計をして、初めて担当したプロジェクトが大断面集成材を使った大規模木造のシステム化。
その開発を担っていたのが、建築家の野沢正光さんでした。

その後、縁遠くなってしまっていましたが、バウビオロギーの講座で、久々に再会して、あらためて「建築は機械だ」とお話ししている内容が深まって行ったと感じていました。
最後にお会いしたのは、奥村昭雄さんを思い出す会でした。

野沢さんとのプロジェクトで、何度も現場に通ったから、私が小学校の木造化の設計が、いち早くできたのだと思っております。

野沢さん、本当にありがとうございました。
ご冥福をお祈りします。

さて、実は昨日、伯父の訃報を聞くことになりました。

私の母の姉の旦那さんになり、新潟県柏崎市に住んでいて、夏になると海水浴に連れて行ってくれたり、将棋クラブに入ると、将棋の手ほどきをしてくれました。
ニヒルなルックスで、渋い声だったので、大好きな伯父さんでした。

私が高校時代になると、雪の多い地域でしたので、冬場下宿させていただいたりと、本当にお世話になりました。

社会人になって、帰省すると必ず寄るようにしていたのですが、その時に伯父さんの自家製のタクアンでお茶を飲み、下戸の伯父さんがお土産にと用意してくれたビール一箱というのが定番でした。
私が浜松で仕事をしているので、昔浜松にいた時のことを懐かしそうに話してくれました。

そのころから、伯母さんの体調があまり良くなかったので、いろいろとウチの両親が世話をしていました。
伯母さんが施設に入るようになってからは、なかなか行く機会も減って、1年半前の伯母さんのお葬式で、久しぶりにご挨拶ができました。

あまりにも突然だったので、まずは心を鎮めて、新潟でお顔を見てこようと思います。

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